本のこと

稀観本フェア

泉ガーデンギャラリーで行われている稀観本フェアに行ってきました。一誠堂や思文閣といった名だたる古書店が一堂に会して行われている古書展で、珍しい和本西洋本がいろいろありました。何も買いませんでしたが、目の保養と美術としての鑑賞を兼ねて、楽し…

野村純一のはなしの民俗学

野村純一のはなしの民俗学を早耳ネットのサイトでダウンロードしたmp3ファイルで聴き始めました。 (サイトはhttp://hayamimi.net/~hayamimi/roudoku/folklore.html) しょっぱなから面白い話がありました。誰でも知っている桃太郎の話、実は江戸時代はまっ…

源氏物語の原典を朗読で聴く

今、源氏物語の朗読のCDを手に入れる機会があって、電車の中でそれを携帯プレーヤーに入れて聴いています。味のある本格的な朗読で次にくる話が楽しみです。原典をそのまま読んでいますが、意外にある程度はわかるものです。今後も少しずつ聴いていきたいと…

オズの魔法使い

赤毛のアンを聴く前にオズの魔法使いを英語で聴きました。オズの魔法使いはダイソーの100円絵本で内容を知ったのですが、原作の内容もほぼそれと同じでした。ダイソーの100円絵本意外にまとまっているなと思いつつ聴きました。原作の方が遙かに長いのでいろ…

赤毛のアン

今、プロジェクトグーテンベルクからダウンロードしたファイルをiPodにいれて赤毛のアンを英語で聞いています。英語版赤毛のアンは私の見た宮崎駿が関わったあのアニメ版赤毛のアンとほぼ同じ展開でした。もちろん原作が先なので、アニメは原作に忠実に作っ…

骨董の見方ハンドブック

[rakuten:book:10930976:detail] 本屋さんで楽しみながら学べる骨董の本を見つけました。小さくて薄いながらあらゆるジャンルの骨董品が載っていて購入時の値段や掲載テンポでの値段が書かれている実用的なものです。値段は水物なので半分程度の信用にして、…

興味深い本・・・世界9万5000km自転車ひとり旅

ボーイスカウトをやっている私としておもしろい本がありました。7年半で世界を自転車でまわった人の紀行記です。荷物後ろに自転車で世界中を回るのだからまさに究極の旅といえるでしょう。この本を見て、こんな旅に、こんな生き方にあこがれる私がいることも…

41歳からのクラシック

40歳を超えたらクラシックを聴こう、というテーマです。ポップス派はG線上のアリア、ジャズ・ファンはグレゴリオ聖歌なんて帯には書いてあります。私は、クラシック音楽を中学生の時に聴き始めました。以来20年、クラシックとJポップスを両手に持ちながら、…

桃山絵画の美:天才、異才、奇才の華麗なる世界

別冊太陽でこんな本がありました。桃山期の美の巨人たちの絵画を紹介していて、きんぴかの絵がたくさん紹介してあります。私は狩野派とかの本流の絵はきれいだと思うだけなのですが、この本に載っている絵だと俵屋宗達画、本阿弥光悦書の鶴下絵三十六歌仙和…

写楽:江戸人としての実像

私は、江戸期の浮世絵ではありませんが、東海道五十三次やその他の新版手摺りの浮世絵を買ったりしています。東洲斎写楽の名は知っていましたが、この人浮世絵は有名でも、実像は謎に包まれていたんだな〜とこの本で知りました。本の中では写楽が誰なのかを…

つっこみ力

おもしろい本を見つけました。パオロ・マッツァリーノという人が書いた本で、つっこみ力というタイトルです。ちくま新書なんですが、表紙に「人は正しさだけでは興味を持ってくれません。人はその正しさをおもしろいと感じたときにのみ、反応してくれるので…

いわさきちひろ:子どもの心を見つめた画家

別冊太陽でいわさきちひろの本が出てます。いわさきちひろ本人の写真もけっこう入っています。彼女が描いた子どもの絵を中心に載せてあって伝記スタイルでいわさきちひろを紹介しています。私はいわさきちひろがけっこうすきで、長野のいわさきちひろ美術館…

富本憲吉の絵手紙

富本憲吉っていうと陶芸家として有名で、1955年に第一回の人間国宝になった人です。この本はそんな富本憲吉の豪奢闊達な筆さばきを絵手紙で見られるという本です。私は陶磁器が好きで、現代陶芸家の作品や骨董品など、少しずつ集めているんですが、この富本…

子どもの脳を育てる教育

こんなタイトルの本がありました。脳の特性を鑑みてうまく子どもの才能を開花させようという本で、最近の子どもが寝不足である現状や、夜中の食事が脳のエネルギーにならないということなど、結構おもしろそうなことが書いてありました。目次を見ただけです…

ファシリテーションって何?

私は本をよく手にとってみるので、いろいろ興味深い本があったら紹介したいな〜と思います。「ファシリテーション入門」って言う本がありました。私はこのファシリテーションという言葉を今日はじめて目にしたので、何かな〜と中を見たら、「組織のパワーを…