つっこみ力

おもしろい本を見つけました。パオロ・マッツァリーノという人が書いた本で、つっこみ力というタイトルです。ちくま新書なんですが、表紙に「人は正しさだけでは興味を持ってくれません。人はその正しさをおもしろいと感じたときにのみ、反応してくれるのです。」とあります。おもしろい考えだなと思いました。確かに世の中、何々は正しいといくら主張したってそのことが自分にとって重要でなければ人は興味を持たないし、重要だって感じるってことは、そのデータがおもしろいからですよね。いくらUFO入るって主張したって、そんなことどうでもよければ興味を持ちませんが、「実はUFOからコンタクトがあって、私たち宇宙人に姿を現してほしいか僕たちに心の中で問いかけてるんだって」といえば、ちょっと現実感があっておもしろかったりしますよね。この本の主旨はそういう方向ではありませんが、ともかく世の中牛ギャグとつっこみでおもしろく生きようよと言っているようです。私などこのブログはじめたばかりですが、自分が楽しいと思うものをいくら紹介したっておもしろおかしく伝えなきゃ、楽しさも半減しますよね。ちょっとこの本を読んで、ちびっとだけ反省したわたくしでした。世の中楽しく生きなきゃ損損、この本を読んで笑いのエキスを吸うのもいいかもしんない。という私は目次を見ただけで読んではいないんですけどね♪( ̄▽+ ̄*)・・・

つっこみ力 (ちくま新書 645)

つっこみ力 (ちくま新書 645)