写楽:江戸人としての実像

私は、江戸期の浮世絵ではありませんが、東海道五十三次やその他の新版手摺りの浮世絵を買ったりしています。東洲斎写楽の名は知っていましたが、この人浮世絵は有名でも、実像は謎に包まれていたんだな〜とこの本で知りました。本の中では写楽が誰なのかを紐解くお話が書かれていて、結論は帯に書いてあったのでココで書いていいと思うのですが、阿波藩士斎藤藤十郎兵衛だということです。ちょこっと中を読んだのですが、写楽の絵って1989年の頃一枚2500万円のオークション設定価格だったそうです。バブル期と重なるけどいまはどうなんでしょう。その設定価格もクリスティーズの設定価格だから日本のバブルとはあまり関係ないかも知れませんから、今も同じぐらいするかもしれませんね。

写楽―江戸人としての実像 (中公新書)

写楽―江戸人としての実像 (中公新書)