宮沢賢治 詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心

そごう美術館で22日まで開催されている宮沢賢治展に行ってきました。


様々な絵本作家や画家に取り上げられている詩を、それぞれの作家の角度から絵にした原画を中心に展示している展示で、タイトルを聞いたことのない作品を含め、楽しめる内容でした。


雨ニモマケズの心ということで雨ニモマケズを展示冒頭部に持ってきていました。
読んでみて発見したのですが、「ヒドリノトキハナミダヲナガシ」と原文は書くのですね。ひどりでは意味が通じない気がして、ネットでその場で調べてみましたが、やはりそう書いてあるみたいでした。その後に続く展示で、棟方志功の版画に掲載されている文には「ヒデリノトキハ」とあるので、やっぱりそれが本当なのでしょう。宮沢賢治の大元の原文がヒドリになっているのでしょうね。


注文の多い料理店銀河鉄道の夜が、やはり知っているので、楽しめました。


宮沢賢治といえば、ヒーリングミュージック系のアーティストで青木由有子のリラ音楽が、それを題材にしているのですね。最近は聞いていませんが、独特のボイスで男性の朗読が含まれるCDもあったりして、結構好きですね。腹から出る声とはこういう声を言うのだろうなというボイスです。

妖精の庭から―緑のじゅもん

妖精の庭から―緑のじゅもん

CDは有隣堂とか紀伊国屋とかそういう本屋さん系で売っているようで、ネットを見ると直販以外アマゾンでも楽天でも扱いがないのですね。本はアマゾンにあったので、データを載せておきます。