タイムドメイン理論の音楽
タイムドメイン理論のスピーカーとイヤホンを1年ほど使って感じた感触をここで書いておきたいと思います。ネットでは有名ですが、タイムドメイン理論は、今までとはまったく違う理論による音響機器です。理論のことはまったくわかりませんが、使ってみて思ったことは、人の声やアコースティック楽器の音に関して、大きな効果があるということです。
クラシック音楽など、このスピーカーで聴いた後に、他のスピーカーで聞くと、音が与える印象の違いの大きさに驚かされます。録音状態のよしあしにもよりますが、確かに自然で臨場感ある音であるという印象を受けます。逆にCDによっては、耳にきんきんきてこれは聞きたくないというものもあるのは確かです。ロックの曲などはその傾向が強く、クラシックでも耳にうるさく感じるものはあります。ただ、クラシックや人の声がメインのポップスなどは、このスピーカーで聞いていると、ほかのスピーカーで聞きたいとは感じません。音楽に満足するとはこういうことかという印象です。
好みがあるのは趣味の世界ですから当然ですが、おすすめできるものであるのは、確かです。わたしは、タイムドメインミニのコードを切って、4オームのスピーカーとしてオーディオアンプにつないでいます。
タイムドメインの音を楽しむには、アンプにつないで聴いたほうが真価が発揮できると思うので、わたしみたいに安く済ませたい人は、ミニを買って工作するのもいいかと思います。ちなみに、ミニだけでは低音が出ませんので、私はサブウーファーをつないで聴いています。逆にサブウーファーなしでは、クラシック音楽のような音楽といえども、聴いていてすかすかで楽しみが半分以下になってしまいます。
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