病は気から

病は気からとはよくいったものです。言い換えると気持ちがすっきりしていれば、病気にはならないということでもあります。心の病というのもありますが、肉体的な病気も、心にそのような観念がなければ、そういった病気にはならないというのが、どうやら本当のところのようです。言い換えると心の状態を変えれば病気は治るということでもあります。


けっしてなおらないように感じる病気も、心にそのような考えがうずくまっているがゆえに、その病気になることに気づけば、自己治癒が可能になります。ヒーリングというのがはやっていますが、根本的な意味でのヒーリングは、自己完結しています。病を治すのなら、自分の心を覗いて」どこに病を引き起こしている考えがうまっているのかを見つければ、心は一気に軽くなり、同時に病気さえもどこかにいってしまう。そんな夢のような信じられない方法が、だんだんと現実のものになりつつあります。


お医者さん不足が叫ばれて久しいですが、あと数年後には、そのような認識は過去のものになると思われます。病気は自分で治すもの、そんな夢のような話が、今は信じられなくても、公の事実として世の中に広がるでしょう。先達たちが言ったように、まさしく病は気から。気を取り直せばすべてキャンセル可能なのです。


生きることを心に決めたときから、人は変わり始めます。癌であろうが、透析を受けていようが、健康に生きることを決めたときから、心と体は、それに向けて確実に前進していくのです。私とて、過去に大病になったことがありますが、もはや私にとって、病気という概念は過去のもの。


この世は生きている人のためのものです。人は病気という概念が過去のものになったとき、真の平和を得ます。この世に生を受けた人が真の平和を取り戻すことを願っています。