所蔵品に見る戦後の日本画〜神奈川県立近代美術館鎌倉別館

神奈川県立近代美術館鎌倉別館で開催されている戦後の日本画展に行ってきました。戦後画壇で名を残した有名どころの中くらいの作品を二十数点展示した展覧会でした。片岡珠子の作品だけ3点展示されていて、以前葉山でやった展覧会でも展示されていたような歴史上の人物を独特のタッチで描いた作品でした。山口蓬春の作品では、埴輪を風景の中に描いていて、ユーモア有る埴輪が生きているようでおもしろいと思いました。伊東深水の作品では有名な女性の姿ではなく、凛とした老人の姿が描かれていて、迫力有る絵画に魅せられました。


今回の展示は別館でスペースが狭いため二十数点でしたが、気楽な気持ちで美術館を訪れるにはほどよい数だと思いました。また別館でミニ展示があったら行きたいと思います。