大徳川展〜東京国立博物館

2007年10月20日東京国立博物館で開催されている大徳川展に行きました。11時ぐらいに行ったら会場はすごい混雑でした。第一展示室と第二展示室があって、第一展示室の方がとくにすごく、第二展示室は少しすいていました。できれば、すべての陳列品を見たかったのですが、混んでいて無理そうだったので、スポットスポットで見ました。というわけで今回はオーディオガイドを借りませんでした。実際に見るときまで忘れていたのですが、今回の展示のメインの一つ「源氏物語絵巻」が私のこの大徳川展にきた理由の一つでした。というわけで、別コーナーに照明を暗くして飾ってあった源氏物語絵巻をじっくり見ました。源氏物語絵巻のコーナーは意外なほど空いていて、一人見ている人が行った後にじっくりと見ました。私は以前からこの源氏物語絵巻が大好きで、今回柏木の巻の展示がしてある絵を見ました。切れ長の目、雅やかな作風、生き生きとした画風など、まさに国宝にふさわしい傑作だと思いました。めったにじっくりと鑑賞することはないのですが、この源氏物語絵巻はゆっくりと時間をかけて見ました。今回は柏木の巻でしたが、源氏物語絵巻が展示される度に見に行きたいと思いました。それ以外の展示では、鎧甲がけっこうたくさんあったのと、大名物などの陶磁器、茶器がいろいろありました。徳川家の姫が嫁入りする際の嫁入り道具などもかなりたくさん展示されていました。


鑑賞が終わった後に、おみやげ物ショップで源氏物語絵巻や鎧甲の絵はがきを買いました。なにはともあれ、源氏物語絵巻を楽しむことができた喜びに浸った日でした。