無限の中の一度

松任谷由実の曲に無限の中の一度という曲があります。ここのところ思うところがあって二日間ほどこの曲ばかり聴いています。タイトルもびっときますが、歌詞もまたいいです。私たちは無限に続く時間の流れの中で今この瞬間をたった一度だけ経験している、そんな気分を(実際これは真実でしょう)何か深い深い気持ちとともに感じさせてくれる曲です。歌詞の中で「回り出すルーレットにハートを全部かけた」とあります。この地球では、すでに数多くのルーレットが回り始めすでに運命通りの番号が選ばれた項目もあります。でも私たち人間は自由意志を持つ生き物です。ルーレットが回り始めハートを全部かければ運命は必ず変わります。どんなに偉い占い者が占ったとしてもその運命が好ましくなければ、変える意志さえあれば変わるのです。とはいえ、人は楽をする生き物です。現在の地球の状況は、運命通り人々を出口のない袋小路に追いやっているように見えます。この先どのように突破口が開かれ大部分の人間の幸福をもたらすかはわかりませんが、私自身に関して言えば、その答えはすでに出ています。方法は簡単です。幸福になると意志決定するだけです。私はすでにその意志決定をし、幸福へ向かって走るレールの上に乗っています。人間には一つだけ義務があると思います。幸福になる義務です。ですが、この義務を果たすも果たさざるも自由意志を持つ人間にとっては完全に自由です。でもせっかくだから幸福になる義務ぐらいみんなで果たしましょうよ。そう私は感じます。いささかまじめすぎる話をしましたが、今私が感じる本当のことを記しておきたくてここに書きました。いつの日かこの記事を書いたことが懐かしく思い出されるときが来るでしょう。そのときには地球上のすべての人間がこの義務を果たしていることでしょう。そんな日が来るのを静かに待ちたいと思います。