2007-10-06から1日間の記事一覧

交響曲第1番ハ長調〜ベートーヴェン

ベートーヴェンの最初に作った交響曲は、第一楽章が清新なイメージで曲想が展開します。フルート系の金管楽器の美しい音色が全体のハーモニーに色を添え、柔らかな日差しの下で歩調良く散歩をするかのごとき曲です。第三楽章はハーモニーに重点を置いたアッ…

チェロソナタイ短調作品36〜グリーグ

グリーグのチェロソナタを聴きました。第一楽章で伸びやかで響き渡るチェロの曲想があり、第二楽章になると伴奏のピアノが激しく鳴り響いた後、嵐の後の快晴のように晴れやかな音楽になります。第三楽章は20世紀を生きた作曲家らしいどこかポップな雰囲気の…

チェロ協奏曲ロ短調作品104〜ドボルザーク

ドボルザークのチェロ協奏曲を聴きました。チェロにしては高音を意識した作品だと思います。チェロの重厚な感じはあまり全面に出さずに作られているようです。第3楽章になると民族音楽的なメロディも時々現れ、ドボルザークらしさをかもし出していました。ス…

スピーカーの配置の重要性について

今までスピーカーはある程度離しておけばいい程度に思って音楽鑑賞をしていましたが、最近、スピーカーの位置とリスニングポイントの関係の重要性に気づきました。座る位置によってスピーカーから聞こえてくる音楽のリアル度が全然違うのです。スピーカーの…

ハイドン弦楽四重奏曲作品54-2を聴いて

以前NHKハイビジョンでやっていたハイドン弦楽重奏曲、リンゼイ弦楽四重奏団による演奏を聴きました。全楽章を通じて落ち着いた曲想が続き、多少の高低はありますが、心地よく聴くことができました。途中、はっとするような曲想の転換があったりして、表現を…