チェロ協奏曲ロ短調作品104〜ドボルザーク

ドボルザークのチェロ協奏曲を聴きました。チェロにしては高音を意識した作品だと思います。チェロの重厚な感じはあまり全面に出さずに作られているようです。第3楽章になると民族音楽的なメロディも時々現れ、ドボルザークらしさをかもし出していました。スラブ舞曲のような形態ではなく、メロディの美しさに重きを置いたクラシカルな作りをしながら、どこか民族音楽を漂わせるといった感じでした。