N響アワー〜アシュケナージ親子共演のクラリネット協奏曲〜フランセ

録りためたクラシックのビデオを見ています。今日見たのはN響アワーで、アシュケナージ親子の演奏によるものです。ウラディーミルアシュケナージは1970年代までピアニストとしてとても著名で活動していた人で、ここのところは、もっぱら指揮者としての活躍が多く聞かれます。


今日のN響アワーも指揮者として。息子のディミトリアシュケナージは、クラリネット奏者として。このフランセのクラリネット協奏曲は、クラリネットパートの難易度がかなり高いようです。クラリネットとオーケストラを合わせるのも、技術が必要な曲想になっています。全般的にクラリネット協奏曲というだけあって、クラリネットをソロで聴かせる部分が多くあります。クラリネットの自在の演奏を楽しむ曲といった風情でしょう。親御さんのウラディーミルアシュケナージの方も、N響を率いて、落ち着いた地に足の着いた曲に仕上がっていました。


なかなか聞く機会がない曲(まあ、私があまりこういった作曲家の曲を聞かないためですが)ですが、初めて聴く演奏が、この親子ので、印象に残りました。また別の著名なクラリネット奏者の演奏を聴いてみたいものです。