ピエール・アンタイのチェンバロ音楽
さて、今日から引越しが完了して今まで録りためたBSハイビジョンのクラシック倶楽部などのクラシック曲のDVDを見始めるので、見るたびにここで何を聴いてどう感じる音楽だったかを書きます。
まずは、適当に選んで見たピエール・アンタイのチェンバロをレポート。
ピエール・アンタイは1964年パリ生まれ、1982年にブルージュ国際古楽コンクールで2位に入賞しています。
チェンバロというとコンクール名にあるように古楽器という認識が浸透しています。なにせピアノが出来る前の楽器ですから、当然かも知れません。曲も大時代的なそれでいて魂に訴える音色です。今回聴いたのはスカルラッティのソナタやフィッツウィリアムヴァージナル曲集から「野生の森」など短い曲を色々演奏していました。しばらく聴いているうちにうとうとしたくなってきて、ぼーっとしながら画面を見ないで聴きました。
古楽に縁のない私にとっては、全く聴いたことのない曲ばかりで、それでいて、何か時代の雰囲気を感じさせる曲想が心に入っていきました。CDを買って聴こうとは思わないけど、録画してただ同然で聴けるならとってもありの音楽でした。
それにしても、NHKはクラシック好きな人には、毎平日こういう番組をやっていて、満足度が高いです。普段電車の中ではポップスを聴いているけど、こうやって家でのんびり聴くときは、クラシックを聴くと、心がゆっくりになります。
音楽レポート、なるべくたくさんやりたいけど、疲れて飽きてしまうかもしれません。無理をせずにゆっくりやろうと思います。