上村淳之画伯について

今年2010年から日本画家上村淳之氏は、新たな干支シリーズの版画を制作しています。なんでも平城京遷都1300年(小学生の頃なんと大きな平城京、と覚えましたよね)の2010年から大極殿壁画制作を記念してのものということです。花鳥風月の上村氏にしては珍しく、神々しい白虎を描いています。77歳ということですから、12年間描き続けたら88歳までこの干支シリーズを手がけることになります。ご年齢としては、長い期間の制作だと思いました。白虎といえば、スペインの有名な陶磁器メーカーのリヤドロもフィギュリンを作っていますね。


リヤドロの白虎はこういうのです。ホワイトタイガーということで売っているみたいですね。白虎は、神獣というニュアンスもあるようですし、美術の世界ではクローズアップされることあるみたいですね。寅年の私としては、気になるアイテムということで、紹介しました。