いつも明るく

人間は暗い気分になるときもあります。ですが、明るい気分でいつもいようと心に決めると、意外といつも明るく生きられるものです。まあ、明るい暗いというものは、相対的なもので、実際には明るくなったり暗くなったりというのは、自然現象だとも思います。神様にでもならなければ、いつも明るくはいられないでしょう。またその必要もないのかもしれません。


心にとって望ましいのは、本質的にニュートラルでいることだと思います。興奮するとき、一瞬でも落ち込むときもあるかもしれませんが、総じてニュートラルでいられれば、日々是好となるでしょう。このニュートラルというものが人生を快適に過ごすための秘訣だと思います。落ち込んでばかりの人生は誰も送りたくないでしょうが、逆に興奮しっぱなしというのもほとんどの人は望まないでしょう。


嬉々として活発に脳みそに快感物質が放出されるとき、暗くなってどうしましょうというとき、そんなときも心と自分とを切り離して考えられると、自然体でいられます。生きるのに苦労はいりません。みんなもう十分に苦労したのですから。


楽しく生きるのに必要なことは、ただひとつ。楽しく生きることを心に決めるだけです。逃げの手段ではなく、人生の目的としての楽しさ、それがみんなに訪れることを願いたいと思います。