青い山脈〜原節子出演1949年を見ました

原節子が教師を演じる戦後間もない映画「青い山脈」を見ました。石坂洋二郎の原作の青い山脈、続があって青い山脈だけだと盛り上がったところで終わってましたので、続きも早速見ようと思っています。ストーリーは原節子演じる教師が女学校の校風を自由なものにしようと奮闘し女学生、そして裏で画策する町のドンたちが抵抗するという図式で話が進んでいきます。テンポ良く進むストーリーは古い作品ながらもあきさせることなくすすみ、男の保健の先生が原節子演じる先生の味方をしたために、痛めつけられてしまうところで前編が終了します。続青い山脈も1949年に放映されており、なるべく早く見てみたいと思います。現代と比べて隔世の感がある物もたくさん出てきてけっこう楽しめます。いわゆる善人、悪人のはっきりした作品と異なり、悪は人の心の中に巣くうものとして人を善と悪に色分けしない印象があって、心のあり方を変えようとする女教師に共感がもてました。