カナダのこと

オンタリオ湖を見た後は、ゆっくりと歩いてバスのほうに向かいました。道の反対側に結婚式を挙げている花嫁さんがいるというので、信号を渡って反対側にわたって花嫁さん姿を拝んで戻りました。白いレースのウェディングドレスが素敵でした。

これは、赤カエデの花です。ちょうど今時分に咲いているということでした。一週間程度しか咲いていないということなので、とても貴重な花が見られてありがたいな〜と思いました。ここからは、バスで一路トロントに向かいました。途中、遠くのほうにウエランド運河という運河が見えました。微妙に水位が上がって続いているのがわかりました。一番上まで上がって向こうに行くとエリー湖だという説明でした。そうそう、少し話はそれてしまいますけど、前につっこみ力という本を紹介しました。どんなにいい話も面白くなければ価値がないという話です。私の話って、自分でも思いますが、結構事実の羅列でまじめ一点張りかな〜なんて思いますので、も少し面白くならないかなとも思います。時にはジョークなんかも交えたかったりしますが、まあおいおいということで、皆さんお願いします。さて、トロントの市内に着くとまずCNタワーが目にとまりました。

つんととんがるそのタワーは東京タワーやエッフェル塔のような迫力はありませんでしたが、ハイテクな感じでかっこよかったです。そしてお買い物タイムになりました。ジェイムスモトの毛皮問屋です。私は、毛皮にはあまり興味がなかったので、店内を見て回っていると、ガイドさんの説明でもあった、世界三大オパールの一つカナダのアンモライトがありました。アンモライトは、化石のアンモナイトが何千万年も地中にあることでオパール化したものです。安いもので1万円程度高いものだと何十万円を超えるものもありました。私は、Aクラスのアンモライトが3万円程度だったので、母へのプレゼントにとじっくり見ていました。アンモライトって赤や緑青などの色があってとてもきれいでした。何千万年も地中に眠っていたアンモライトはとても神秘的な感じでした。私はこういう世界に二つとない感じのするものが好きで、例えば琥珀なんかも好きです。さて、アンモライトを品定めした後は、時間も遅くなったので、急いでバスに戻り再び観光をしました。ツアーの旅行って忙しいですしもっと長く見たいところで少ししか見られないこともあるけど、私みたいにいろいろな味をちょっとずつ楽しみたい型の人間にとっては向いていますよね。今回もしょっぱなから忙しくてのんびりしている場所はほとんどなかったけど、とっても楽しい旅でした。さて、バスはオンタリオ州議事堂で下車観光です。

州議事堂は多分百年以上前の建物でしょう、重厚で立派な建物でした。両脇には大砲が据えてあったりして歴史的な建物にふさわしい門構えでした。ホテルには6時ごろに着きました。デルタチェルシーというホテルです。食事までは45分しかなかったので、部屋でのんびりくつろぎました。このホテルにもナイヤガラで泊まったときと同じように暖炉みたいなのがありました。このホテルの暖炉は、薪ではありませんがガスの火で薪をくべている風のデザインのところに火がついて目で見ても楽しめるガス暖炉になっていました。食事はチキン料理でした。カナダの料理は、イギリスやドイツなどよりも野菜が多く食べやすかったです。量もそう極端には多くないし、十分満足な食事が旅行中を通して続きました。食事後は、すぐそばにあるスーパーに行きました。ツアーでご一緒した方と6人で行きました。隣といいながら場所が良くわかっていないので、駐車場に降りてしまったり、もうしまっている入り口に行ってしまったりしながらずいぶん迷って着きました。迷っている間は結構不安になりましたが、スーパーについてみればそこはもう買い物に集中です。メイプルクッキーやジュースなどを買って帰りました。・・・続く