ピアノ協奏曲イ短調作品16/グリーグ

(ピアノ:ツィマーマン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:カラヤン
グリーグの曲は今までほとんど聴いたことがなかったんですけど、今日聴いたこの曲は、始まりと同時に、単調ばりばりの悲劇的な幕開けでスタートします。二楽章は、美しくも哀しい音楽が続き、まるで天界によせる悲しみの出来事を表現している感じでした。そのあと、美しい世界の夜明けを感じさせるような曲調に変わります。三楽章はとても威勢よく始まります。でもどこか哀しげなんですね〜そして静けさの宿る湖のような情景が続いて、最後の少し元気になって終わります。聴いていて飽きないし、変化に富んでいて楽しい音楽鑑賞でした。

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