ルノワール展〜国立新美術館に行ってきました

明日までということで、国立新美術館でやってるルノワール展に行ってきました。初期の絵から晩年の絵までを展観する展覧会でした。今まで見た覚えの無い絵もたくさんあって、傑作と呼ばれる絵もあったりして、楽しく見ました。


10時オープンで10時に行ったわりにはこんでいました。筆遣いなど普段じっくり見ない部分も見てみました。そういう部分を見ていると、100年も前のことでも、まるで昨日描いているものを見ているような気分になりました。


幸福の画家と言われて久しいですが、そういう言葉ももっともだと思うタイプのシチュエーションを描くのが、たしかに基本だったのだと、今回の展示を見るにつけても、思うものが多くありました。


印象的だったのは、タンホイザーというワーグナーの歌劇の一場面を描いた2枚の絵ですね。素敵な額に入って、物語を感じる構図でした。私には今回お初でした。