人生楽あれば苦もある

どこかで聞いたせりふです。人間であれば、必ず楽ありゃ苦もあります。楽が多いか苦が多いかの違いだけです。楽を多くしたいと思えば、楽が増え、苦を多くしたいと思えば苦が多くなる、これが基本です。とはいえ、楽が多いほうがいいに決まっていると思いつつ、苦が多い人はたくさんいます。人生の向上において重要なのは、実はこの苦です。苦といっても死んでしまっては意味がありません。ほどほどの苦を経験することで人生の方向性を調整することができるものです。なかにはいくら苦を経験しても方向がぶれずにどこだか得体の知れない方向に行ってしまう人もいますが、人生とはだいたいそのようになっています。苦多き人生をすごしたいと思うか、楽多き人生をすごしたいと思うかは人それぞれです。私みたいに楽が99.9パーセントの人生がいいと思っていれば、そうなるし、逆なら逆でそうなります。思ったとおりになる、それが本来の人生です。時には苦を感じることで人生を微調整することも必要でしょう。そうすることで、よりよい人生が見えてくる限りにおいて苦は必要なのです。