ノリタケデザイン100年の歴史 そごう美術館


日曜日に横浜のそごう美術館で開催されているノリタケデザイン100年の歴史展に行ってきました。始まったばかりで会場は混んでいました。入ってすぐのところには、ノリタケの草創期の作品が何点飾られており、興味深く鑑賞しました。ノリタケの当時の作品には他のメーカーでは見られないような技法やデザインの作品がたくさんあります。洋風でありながらどこか日本的な懐古趣味あふれる作品は見ている私を至福の気持ちに導きます。しばらく鑑賞した後は、デザイン帖や手書き手彩の販売用図録などの展示物に目を奪われました。100年以上前のノリタケを見た後は、展示品は段々と時代がくだっていて、白磁のディナーウェアを作り始めた当時のことなどが紹介されているコーナーへと移り、ディナー皿が壁面いっぱいに時代変遷とともに飾ってあるコーナーなど興味深いコーナーを通り出口へと出ました。オールドノリタケと呼ばれる飾るための作品は最初のほうに集中しており、さまざまなスタイルのオールドノリタケを見られたことにとても満足しました。出口を出てショップで展覧会図録を2200円で買いました。出品作品とバックスタンプの細かい変遷が書かれていて、コレクターの私にとっても役に立ちそうでした。オールドノリタケは最近ぜんぜん買っていませんが、また機会ができたら買えればいいなと思っています。またこういう展覧会があったら見に行きたいと思います。